外壁材に合った塗料を選ぶ方法!ひび割れや汚れに強い塗料ってある?

外壁の塗料を選ぶ際には、価格や色選びに目が向きがちです。

けれど、外壁は種類もさまざまなので、まずはご自身が使っている外壁にあった塗料を選ぶことが肝心です。

日々の暮らしの中で、外壁に対する心配や問題を抱えている方もいらっしゃると思います。

外壁塗装を検討する際は、現在使っている外壁の短所を補完できる塗料があるかをまず検討してみましょう。

今回は、外壁材の劣化やさまざまな問題を補完できる機能を持った塗料の紹介をします。

 

外壁のクラックに悩んでいる場合

建物は、住んでいるうち素材の劣化や木材の乾燥、地震などの自然災害、周辺の工事などの影響でクラックが入ってしまうことがあります。

特にモルタル外壁は、ヒビの入りやすい素材です。

外壁のクラックから雨水が浸透してしまい、雨漏りにつながることもあります。

外壁のクラックが心配な場合は、クラックを防ぐ塗料を選択することができます。

クラックの発生を抑える塗料

クラックの発生を抑えるのに有効なのが弾性塗料です。弾性塗料は、塗膜がゴムのように伸びる塗料です。

弾性塗料をクラックのある外壁に塗布することで、クラック部分をゴム状の塗膜ですっぽり覆うことができ、雨が降っても雨水を浸透させずに済みます。

また、建物が動いても塗膜が一緒に伸びるので、クラック部分で塗膜が切れにくいので、クラックを塗膜表面に表させずに済みます。

 

カビやコケに悩んでいる場合

木陰や塀の影など空気の流通が少ない外壁は、カビやコケが生えてしまいます。

外壁に黒っぽい汚れや緑色の汚れがある場合は、カビやコケが生えている証拠です。

富士北麓や八ヶ岳方面の別荘地、甲府盆地周りの山間部などカビやコケが生えやすい地域では、カビ防止剤入りの塗料を検討してみるのもいい方法です。

カビ防止入り塗料は、カビやコケを発生させない塗膜を構成します。

こまめに洗浄してもすぐにカビやコケが生えてしまう場合でも、カビ防止剤入りの塗料でカビやコケの心配がない外壁にすることができます。

また、カビや匂いは、外部ばかりではなく室内でも起こる場合があります。室内のカビ臭などで悩んでいる場合は、こちらの記事を参考に塗料の検討をしてみてください。

参考:住まいの悩みを解決する塗料!省エネ・雨漏り・湿気に効果的な塗料

 

外壁の汚れに悩んでいる場合

白などの淡い色合いの外壁の場合は、汚れが目立ってしまいます。

外壁の汚れが目立つ場合は、親水効果がある塗料を使うようにしましょう。

フッ素塗料やラジカル塗料、光触媒塗料などの塗料は、親水効果といって汚れを雨で洗い流してくれる効果を持っています。

塗膜と汚れの間に空気層ができるので、雨が降ることで空気層に雨が流れて汚れを効果的に流すことができます。

白などの外壁が好みの方は、親水効果がある塗料で綺麗な塗膜をキープさせることができます。

 

外壁のデザインの意匠を残したい場合

タイル調のサイディングなど、既存の外壁のデザインを活かして塗装工事をしたい場合は、クリヤー塗装がオススメです。

文字通り透明の塗料ですので、既存の外壁のデザインを崩さず塗装工事とすることができます。

1枚の新しい塗膜で守られるので、外壁材も長持ちさせることができます。

 

外壁材に合った塗料を選ぶポイント

塗料には、さまざまな種類や特徴があることを以前紹介しました。

参考:外壁や屋根の塗装に使用される代表的な塗料の種類と特徴を比較!

今回は、外壁材の特徴や立地、気候条件などで発生する外壁の問題を解決する付加機能を持った塗料に焦点を当ててみました。

外壁材の劣化症状は、モルタルやサイディングなど使っている素材により異なります。なので、塗り替えの際には、使っている素材のデメリットを補完できる塗料を選ぶようにしましょう。

使っている素材の特徴を知って、短所を補完できる塗料を選べば、日々の心配事を減らすことができます。

当社では、ご自宅の外壁材にあった塗料の提案や山梨の気候に適した塗料のご提案を心がけています。外壁塗装の際には、お気軽にご相談ください。

 

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