外壁塗装を成功させる見積もりとは?依頼の仕方とチェックポイント

外壁塗装を行う際には、何にいくらかかるのか ? 予算オーバーにならないようにするにはどうしたらいいのか ? など予め確認しておきたいことがあります。

業者の話を鵜呑みにして、こんなはずじゃなかったといった事態になっては困ります。

見積書の見方の基本をマスターして、塗替えリフォームを成功させましょう。

今回は、外壁塗装で失敗しないための見積書の取り方やチェックポイントをご紹介します。

 

どの業者に見積りを依頼するべきか?

塗装業者とリフォーム会社では、同じ工事でも金額が異なることは以前説明しました。

外壁塗装の際には、

  • 塗装中心か、
  • 水廻りなどのリフォームを合わせて行うのか

など、ご自身のリフォーム計画にあった業者に見積もりを依頼することが大切です。

外壁塗装中心のリフォームなら、塗装業者に依頼するのがお得といえます。

参考:塗装会社とリフォーム会社の違いは?賢い会社選びの方法を紹介!

見積もりは何社から取るのがベスト?

業者選びが大切なことが分かったところで、何社くらいから見積もりを取るのがよいのでしょうか?

できれば3社以上がオススメです。

その理由はいくつかあります。まずは、塗装面積を比較できることです。窓やドアなど塗装に必要ない部分を控除している業者かを確認しましょう。数字の根拠もなく一式計上してくる業者には注意が必要です。

2点目は、シーリングや樋、破風(読み=はふ)など付帯部分が計上されているのかを確認しましょう。総額だけを比較して業者を選んでしまうと、結局追加工事が発生して高上がりになってしまうことがあります。

3点目は、どんな塗料を使っているのか比較しましょう。一概に塗料と言っても価格や性能に大きな違いがあります。費用が安くても頻繁にリフォームが必要になるなら意味がありません。

 

正確な見積もりは現場調査なしにはあり得ない

依頼する業者についてですが、最近ではネットで気軽に塗り替えの依頼ができるようになりました。

「10秒で業者の比較できる」とか「35坪パック〇〇万円」といったサービスもあります。

けれど、建物の劣化状態は、立地や気象条件、素材、年数などによって異なります。また、同じ坪数の建物でも、建物形状や窓の大きさなどによって塗装面積も変わってきます。

なので、現場調査も行っていないまま安易に契約するのは避けましょう。丁寧な現場調査を行っている業者を選定するのが安心です。

 

見積書内容チェックのポイント

塗装にはそれぞれの工程に大切な役割があります。正しい手順に沿って工事しないとその性能を発揮することができません。

なので、必要な項目が漏れなく計上されているか確認しておく必要があります。見積書のチェックポイントをご紹介していきます。

参考:外壁塗装の正しい手順は?工期と工程を詳しく解説

仮設足場

外壁や屋根の塗替えの際は、仮設足場は非常に大事な項目となります。どのような足場を使うのか、養生シートは使うのかをチェックしましょう。

塗装会社の中には、足場を使わずにはしごで塗替えを行おうとする業者もいるようです。

足場の費用は一般的な住宅の大きさで、10万円以上はかかります。けれど、足場をきちんと設置することで綺麗な塗装工事ができます。

塗装前の洗浄の有無

塗替えの際は、塗替えに先立ち高圧洗浄などで綺麗にすることが鉄則です。

洗浄の項目はあるのか、どのように洗浄していくのかをチェックしましょう。

シーリングの施工方法

外壁や屋根の塗替えの際は、シーリング工事を一緒に行うのが経済的です。

古いシーリングは新しいシーリングと密着しにくい傾向があります。そのため、既存のシーリングを綺麗に撤去して新規のシーリングを打ち直さなければいけません。

塗装業者によっては、既存のシーリングの上から新規のシーリングを充填することもあります。

打ち増しではシーリングが長持ちしません。なので、シーリングは打ち増すのか、打ち直しをするのか、きちんとチェックしましょう。

塗装の種類と施工方法

塗料の種類は、備考欄に必ず記載するようになっています。希望にあったグレードの塗料になっているかチェックしましょう。

工程の回数までは記載しない場合もありますが、気になる場合は何回工程で塗装を行うのかを確認しておくのがいいでしょう。

外装に付帯している部分が含まれているか

リフォーム費用を節約するのに一番効果的なのが、足場の削減です。

雨樋や破風、鼻隠しなど外壁に付帯する部分の見積もりが記載されているかも確認しましょう。こちらも、どんな塗料を使うのか確認できると安心です。必ずチェックしておきましょう

参考:外壁塗装をお得にする方法とは?足場代の削減が最も効果的!

 

見積書は会社の姿勢を反映する

今回は、外装塗装の見積書の見方について紹介しました。

外壁塗替えの見積もりを見る際には、塗料の種類、施工する面積や数量などが正しく記載してあるかを確認しましょう。

しっかりと現場調査して、きちんと数量と単位を記載していある見積書は、安心して任せられる一つの指標となります。

言い換えれば、丁寧で分かりやすい見積もりは会社の姿勢を表す鏡といえます。塗装工事を成功させるためには、数量や単位がしっかり記載されている見積書の塗装会社にお願いしましょう。

一式で作成してくる塗装会社は、実際の施工も信用できません。

アスカペイントでは、山梨県内の外壁・屋根塗装の現場調査、お見積もりを無料でお出ししています。比較検討の1社でも構いません。お気軽にお申し付けください。

 

まずは無料診断をご活用ください

※アスカペイントでは、外壁・屋根の無料診断を実施ております。「塗替えの時期がわからない」「うちの家は大丈夫か?」とご心配な方は、お気軽にご相談ください。

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